ドイツ旅行記 vol.1

ヴェルディのファン感謝祭を終え、

聖蹟桜ケ丘駅から出ている空港バスの最終便で羽田へ。

チェックインも慣れたもので、すんなりと終え、0:30発の便で先ずはドバイへ。

座席をあらかじめ指定していたので、2人席の通路側。

お隣はアンゴラ人のNETO(ネトー)さん。

JICAの方らしく、日本には頻繁に来ているらしい。

もっと話したかったけれど語学不足。ここで強烈なジャブを浴びた気がする〜。

 

8時間のフライトを経て世界屈指のハブ空港ドバイ国際空港」到着。

暑いし、南国な臭いするし、頭クラクラ。

しかしここで一呼吸ついている時間はないのです。

乗り換え時間が1時間弱しかないのだから!

といっても案外すんなりいけましたね。

中国人に道を聞かれたくらいですからね。中国語で。

丁寧に英語で返してあげました。日本人ですからね。

乗り換えも無事終え、後はフランクフルトまで5時間弱のフライト。

今度は3人席で、お隣はドイツ人の老夫婦さん。

見事に赤ワインぶちまけられましたよ。ズボンの左側びっしょり。

でも怒れないじゃないですか。ご老人には。笑顔で大丈夫って言いましたよ。

紳士ですから。

内心は察してください。

そんな事件や入国審査官の睨み合いの末、無事ドイツに入国を果たしたわけですよ。

そこからまず、ジャーマンレイルパス*の使用手続きをして、本日の宿があるリューデスハイムへ。

*ドイツの鉄道会社DB(ヘルタベルリンの胸スポンサー)が運営する鉄道乗り放題のパス

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まずドイツの鉄道は改札がないってのが新鮮でしたねえ。

えっそれタダ乗りし放題じゃんって思いでしょう?

大体は車内に検札員がいて切符の確認をしてるんですねえ。

今回の旅でも、混み合う電車以外はほとんどいましたねえ。

初めは緊張したけど、慣れてくるとコミュニケーションも取れるし、パスの欄に出身国も書かれてるんで、日本語で話してくれたりむしろ楽しみになってましたね。早くチェックしてくれ〜みたいな。

さて、本題に戻ります。

岡崎が所属しているマインツを通り過ぎ、ライン川沿いを北上したところにあるのがリューデスハイム

ワインが名産で、飲屋街が連なってる横丁が有名との事で、ワクワクして降り立つとそこには。

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 無人。ありえないほど、無人。

皆様お気付きでしょうか。

そう私はシーズンオフのリューデスハイムに来てしまったのです。

初日から早速の調べミス。

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クリスマスマーケット時にはこんな盛り上がるそうです。笑

でも長旅の疲れを癒すのにはもってこいの場所だと、至ってポジティブに捉えましたよ。

宿はレストランと宿がくっついたタイプで、多分宿泊者は俺ただ1人。18時以降には3階建ての建物に俺1人でさすがに悲しくなり、ちょっと時間もったいないし、食料ないし、飲み物もないし、探索がてらに電車に乗り、駅沿いにスーパーがないか探したけれど、行けども行けども山と川。

これ以上行っても明日に支障をきたすと判断し、リューデスハイムに戻る。

辛うじてやっていたカフェでパンと水を購入。

しかしその水が炭酸水でした。 

ドイツでは炭酸水が普通に売られてるんですねえ。

この旅は3度目でやっと炭酸無しの水を買えました。

そしてパンでは足りないと悟った俺はケバブ屋を見つけ、ケバブを食し、宿に帰宅。明日から慌ただしい旅だし。早く寝たし。

物語で言えば、起承転結の「起」な始まり。


2015.2.12